7年目ママの双子育児とモヤモヤ病

双子育児×モヤモヤ病×ADHD 7歳からの記録ブログ

男女の双子育児 7歳から色々と変わり始めた生活 もやもや病と診断を受けた娘・ADHDと診断を受けた息子 日々の記録を発信していきます。

もやもや病手術前日 7歳はじめてひとりで眠る夜までのこと①

もやもや病手術前日

もやもや手術前日~7歳ひとりで眠る夜までのこと~


明日が手術のため、前日に病院に入ってきました。

また、手術前にも少し検査をしたり、

点滴用の針をいれるため、

花の大嫌いな注射がありました。

今回の入院では一緒に泊まることができない、

本当にひとりでの入院。

今回の記事では、

花の頑張った様子を書いていきたいと思います。

また長くなるので2部制にしています。

病院に行くまでの様子

花は朝ゆっくり起きてきました。

この日病院に行く時間は昼の13:00となっていました。

午後家をでるまでは、入院の準備をして過ごしていました。

私は病院の先生たちから、

とにかく病院に連れてきてくれさえすればなんとかなる

と言われていたので、

とにかく花に病院に行ってもらうべく

花の為に「きめつたまごっち」という秘密兵器を用意していました(^-^)

「きめつたまごっち」とは、

花の大好きな鬼滅の刃たまごっちとコラボした

手のひらに収まる、とても可愛らしいミニゲームです。

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きめつたまごっち

(↑花が持っているのはコレのねずこバージョンです)

病院についたら、絶縁シートをとってやっていいよ

と、ゲームを朝渡したので、

花は朝から「早く病院に行きたい」

言っていました。

(実際には音量の関係もあるので、行きの車の中で、

絶縁シートを外して、初期設定をしました)

 

病院に行く直前にも、花が大好きなお友達のママが、

お友達の作ったお守りを渡しに、

お見送りに駆けつけてくれ

家の前で、「いってらっしゃい」をしてくれました。

花は車で、お友達の作ってくれた可愛らしいお守りをみて、

とても嬉しそうで、

右手にきめつたまごっち左手にお守りを持ち、

ルンルン気分で病院へと向かいました。

手術前検査でまさかのCT?!

今回の術前検査では、あらかじめ内容が示されており、

心電図、レントゲン、採血といわれていましたので、

私も事前からしっかり、花には何をするのかを話して

よく聞かせていました。

ですが実際病院にいくと、

心電図、レントゲン、採血に加えて、

あと、「CTも」といってきたのです。

私はその言葉を聞いて顔が曇りました。

なぜなら、花は前回CTを撮るとなった際、

4時間近くごねて結局撮ることができなかったからです。

futagokikirara.hatenablog.com

花はMRIで怖い思いをしてから、

CTは絶対にやらないと言っていたのです。

しかしここに来て、突然のCT宣言。

花はそれまでご機嫌にきめつたまごっちをしていたのに、

その言葉をきいて態度がガラリと変わってしまいました。

しかも、その看護師さんが花の態度をみて言った一言が

また余計でした。

「CTは、撮れたら撮ってもらいたいんですよね」

花はその言葉を聞き逃しません。

花の中では

撮れたら=撮らなくても大丈夫ということです。

「CTは絶対ヤダ」と叫んでいました。

わたしはコレはやばい空気になりそうと察知し、

他の検査もやらないとなってはまずいので

「とりあえず、CTのことはきいてなかったので、

まずCTは置いといて、他の検査をまずやってしまいます!!」

といって、急いで、他の検査に向かう事にしました。

花は「CT以外のやつは検査してもいいけど、

CTだけは絶対に嫌だ!」と言ってきました。

私は、レントゲンや心電図も渋るのではないかと心配していたので、

その言葉を聞いて少し安心しました。

まず小児科へ行って、

注射をする腕に痛みを抑える、

「魔法のクリーム」なるものを塗りました。

前回は左手に点滴の針を入れたのですが、

今回は右手と言われて

右の手に魔法のクリームを塗りました。

(前回の魔法のクリームからの注射した様子はこちら↓)

futagokikirara.hatenablog.com

魔法のクリームは、30分 時間を置かないといけませんので、

その間に心電図とレントゲンを撮ってきました。

その2項目については問題なくすんなりとできました。

また、小児科に戻ってきて、

花の大嫌いな採血と点滴の針を入れます。

魔法のクリーム意味なし!右手の注射失敗される、かわいそうな花

処置室に呼ばれましたが、

花は部屋に入ろうとしません。

ママに抱っこしてもらってと言いますが、

抱っこもさせてくれません。

近づけば逃げ、こちらが戻ると、

私の見える位置にまでくるという繰り返しで、

なかなか処置室に入りませんでした。

3人くらいの看護師さんが説得しましたが、

花はなかなか心を開かず、30分がすぐに経過し、

もう無理やりでという雰囲気になりました。

お母さん抱っこお願いします、と言われ、

わたしは嫌がる花を捕まえて処置室に抱っこしていきました。

花は大泣き「無理やりはやめて」

と泣き叫んでいましたが、

私と、他2人の看護師さんに抑えられ、

もうひとりの先生に処置されるという形で、

大泣きしながら注射をしました。

7歳の本気の力はとても強く、

倒れてしまうんじゃないかと思うくらい

気が狂ったように叫び、

途中暴れすぎて危ないところもあり、

先生たちもかなり必死で大声を出したりしていました。

わたしは抑えるのに必死で、

状況を観れていなかったのですが、

なんかうまくいってない雰囲気。

どうやら、右手の血管はねじれている?とかで、

注射の針を入れるのに失敗したらしく花の右手は注射の跡だけで、

点滴の針は刺さっていませんでした。

私は終わったと思っていたので、

もう一度これをしなければならないのかと思うと

頭がクラクラしました。

花ももう一度という事実を知ってまた大泣きしました。

左手は泣いて痺れが出ていたので、

もうすぐにやるしかないと、

また抑えられたまま花は頑張りました。

前回点滴の針を入れたのが左手だったので今回は逆の右手

という事でしたが、結局この前と同じ左の手に点滴の針を入れまいした。

注射が大嫌いなのに2度も痛い思いをさせられて

本当にかわいそうでした。

花は本当に良く頑張りました。

②へ続く↓

futagokikirara.hatenablog.com