7年目ママの双子育児とモヤモヤ病

双子育児×モヤモヤ病×ADHD 7歳からの記録ブログ

男女の双子育児 7歳から色々と変わり始めた生活 もやもや病と診断を受けた娘・ADHDと診断を受けた息子 日々の記録を発信していきます。

頭痛と嘔吐で病院受診 CTを拒んだわが娘

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CTを拒むわが娘

夏休み明けの学校が始まって2日目。

花が朝から頭痛を訴え、2度吐きました。

この症状はまだモヤモヤ病とわかる前、緊急で脳神経外科を受診したときの症状に似ていて、わたしにとっては2度目の体験となりました。

痺れの症状はよく見ますが、頭痛と吐くはあまりないので怖くなりました。

大泣きして苦しむという感じではなかったので救急車は呼ばずに朝一で病院に行くことを決めました。

頭痛と嘔吐で病院受診

太郎を学校に送り出したと同時に車で病院へ向かいました。

車の中でも花は吐いたので計3回吐きました。

吐いた後は病院に着くまで花は寝ていました。

抱っこして病院の受付をすまし、朝一に行ったためか早めに呼んでくださいました。

花はこの時起きていましたがだいぶ落ち着いていました。

 

そして頭痛と3回の嘔吐の症状を先生に伝えるなり

 

CTを撮ります。もしもの場合は今日入院も考えます

 

といわれ、それをきいた花がパニックに。

CTはやだ!!やらない!!と泣き

帰る!!といって診察室を飛び出していきました。

先生はお母さん少し説得してみてくださいと言いました。

待合室に戻って説得しようとするとは花は大声で泣き叫びやらないといって階段を半階降りたとこの隅に座り込み泣きました。

花はどうやらはじめて緊急で撮ったMRIの恐怖が身についてしまい、今回も怖い思いをすると思ったようです。

看護師さんも来て一緒に説得してくださいましたが、花は絶対に首を縦には振りません。

泣くのは一番よくないと先生に言われているにもかかわらず大泣きしていました。

看護師さんにはお母さんいったん落ち着かせましょうと言われ、泣き止むまでは、怖いね、嫌なんだよねととにかくなだめました。

落ち着きを取り戻してきたところでまたもう一度先生に呼ばれ(今度はわたしだけ)

 

CTは撮ったほうがいい。なるべく薬を使って眠らせてやるようなことはしたくない、お母さんあと20分くらい説得頑張ってみてと言われました。

 

しかし花も近くまでついてきていたようで、診察室をでたところではなに

聞いてたからね!と睨みをきかせた顔で言われました。

そのあとも説得するもまた花は泣き

待合室で他の患者様もいる前で泣きわめき、わたしが

頑張ってそのあと一緒に楽しいこと何かしようよ、楽しいこと一緒に考えよう!

というとはなは

楽しいことなんて何にもない!!!と泣きながら叫びました。

これにはわたしもこらえきれなかった涙があふれ出てきてしまい

頼むからCT撮らせて、お願いだからと

周りの人の視線も気にせずわんわん 花と2人で泣きながらの20分間となりました。

みかねた看護師の方が来てくださり、花にCTがどんなお部屋なのかを気分転換にお散歩でもしながら見に行こうと言ってくださり、

花も やらないからね!!と一言叫びつつも、渋々ついていきました。

CT室にいっても拒み続ける

CTの部屋を実際に見せてもらい MRIとは全然違うよ、台に乗って寝てウイーンって動いてお写真撮るだけだよ~3分で終わるよ~と周りの先生方に説得していただきましたが首は横に振り続け。

まわりの患者様の優しいおばちゃんたちも大丈夫だよ~今やってきたけど全然怖くなかったよ~とか、MRIやったことあるなら絶対できるよ~とかみんなすごく優しい言葉を掛けてくれましたが頑なな花。

しまいにはCT撮るならMRIのほうがいいとかワケのわからないことを言って泣く始末。

脳外科からずっと一緒に来てくれている看護師さんも私も困ってしまいました。

座薬で眠らせてCTを撮ろうとするも

CT室からまた脳外科に戻り、先生も困っていました。

なんでこんなにCTをいやがるんだろう。と。

わたしは緊急外来の時にMRIをそのまま眠らせたりもせずに行って怖い思いをしてしまったことを話しました。

先生はなんでそこの病院は眠らせないでやったんだと言っていました。

MRIの閉塞感と大きな音がはなの恐怖を植え付けてしまったようです。

しょうがないので座薬をいれて眠らせてから撮りますとのこと。

そして処置室に呼ばれるも今度は座薬を泣いて拒む花。

もうすべてが嫌になってしまったようです。

なんとか話して説得するうちにママがやるならいいということと、トイレで隠れてママと二人きりで誰にも見られないとこでやるならいいというので

じゃあわかった。ママがやるということで二人でトイレに行きました。

トイレではこれやったらなんかお願い事聞いてくれるのかとかいろいろ聞かれ、

何がしてほしことなの?と聞くと

  • パフェを食べに行く
  • チンチラとフクロモモンガをペットショップに見に行く
  • この前本屋で見たイラストの描き方の本を買う
  • コウペンちゃんのグッズを買う

と要求してきました。

4つも?!とツッコみましたがはやくやってCTを撮ってほしかったのでわかった!!約束するから となんとか座薬を一つ入れました。

座薬を入れるのにも花がお尻を固く閉じてしまいなかなか入れるのは難しかったです。

なんとか入れ終えて戻りたぶん30分くらいで眠くなるでしょうと言われ様子を見ていました。

10分したところでうんちに行きたいといわれましたがお薬が出ては困るのでもう少し我慢しようと伝えました。

20分経ったところでどうして無理というので、仕方なくトイレに行きました。

そのせいなのか全く寝る気配はなく、もう一本座薬を入れることになりました。

座薬をまた拒みながらも、なんとかママ&トイレの条件でいれさせてくれ、さすがに寝るだろうと過ごしておりましたが一向に寝る気配はなく、オープン同時からいた病院も人もまばらの午前受付も終了する時間。

先生も根負けして今回はもう帰っていいですよと。

CTを撮りたかった理由

CTを撮りたかったのには出血があるかないかを確認したかった。

でも今見ている限り元気そうだし脳出血は考えにくい。

脳出血していたら頭の痛みはもっと続くし、吐き気が収まらないか何らかの意識障害お子さんにはわかりやすく出る。

99%脳出血はないが残りの1%を画像で証明してから帰してあげたかったと伝えてくれました。

頭痛の原因はハッキリとはわからないが、今飲んでいる薬プレタールの副作用の可能性もあるということ。

また、今後検査はいろいろと必須でそのたびに眠らせてやるのはしたくないということ、ちゃんと説得してこの病気に向き合っていかないといけないことを話していただきました。

4時間半病院にいて結果何もすることなく帰ることになり私はどっと疲れました。

おまけに最後のダメ押し話

帰ることになってごきげんの花は帰りの車でこんなこと言ってきました。

「ママ、お尻のお薬入れるとき薬やったら4つお願い来てくれるっていったよね??」

 

「え??あれはCT撮ると思ったからいいよって言ったんだよ」

 

「ママ薬やったらやるっていったのに ウソじゃん」

 

確かに薬やったらいいとは言ったけど、それはCT撮ることまでがセットで・・・・

でも頑張ったのは事実だし・・・

じゃあ4つのうち半分の2つだけ叶えてあげるよというと

パフェとコウペンちゃん!!

と元気に言い返してきました。

ほんとにしっかりしてて強情な娘だ・・・と心の中で思いました(-_-;)

お腹もすいていたので帰りのレストランでオムライスとパフェを食べて帰ることにしました。

あ、たろうは病院でCTを撮ると言われてから急いでパパに帰ってきてもらったので、たろうには内緒です。(ごめんよ たろう。)

たくさん食べた花。

パフェを食べて楽しいことってあるねと一言。

うんうん、いくらでも楽しいことはあるから一緒に頑張ろうねと声をかけました。

 

そして、レジでのお会計中に花が

うんちが漏れちゃったと叫び!!

どうやら座薬の影響か下痢をしてしまったようでした。

私はお会計中でしたのでちょっと待ってといったのですが、漏れちゃったを飲食店で大きな声で連発!

その後トイレに駆け込み処理をして、

コウペンちゃんの買い物もしたいと言われましたが、

さすがにママはもう今日は疲れました。もう帰りたいです。というと

花は素直にうん。わかった。といって車に乗り込み

座薬の効果か疲れなのか帰りの車でぐっすり眠っていましたとさ。

小さな子供のMRI眠らせてやってほしいと思った一日でした。