頭痛を訴えた太郎 双子兄もMRI検査
太郎が朝ごはんを食べ終わるころに急に頭痛を訴え。
前日にちょうどお友達から、
モヤモヤ病は兄弟間でなる確率もあるみたいだから調べてもらったほうがいいと聞いていた私は、
まさか太郎も？！と怖くなり涙目に(;_;)
病院に検査に行くことに決めました。
双子兄のMRI検査
兄弟間リスクって
モヤモヤ病自体、遺伝の可能性があるという意見と
必ずしも遺伝ではないという意見の二つに分かれており、
実際にはその原因はまだわかっていないのが、モヤモヤ病が難病とされている一部になります。
しかしデータで見ると、兄弟間のリスクは１０～１２％と少なくないと言われているのも事実です。
とくにうちは双子なので、わたしはもしや兄の太郎もモヤモヤ病なのではと
朝からとても不安になってしまったわけです。
太郎の頭痛
太郎が朝ごはんを食べた後くらいに急に頭が痛いと涙目になりながら言ってきました。
どこが痛いの？ときくと少し右寄りのおでこの前頭葉にあたる部分を押さえてここが痛いと。
それはよく花が痛くなる場所と同じでした。
モヤモヤ病は脳の前のほうから後ろのほうへ徐々に進行していく病気のようです。
前のほうは手と足を司っている部分なので、まず手足がしびれる症状が起こる。
それが徐々に進行していくと後ろのほうは眼を司る部分なので、視力を失ってしまうことがあるという記事を見たことがあります。
さらに怖くなったわたしは、花を学校に送り、
花のお世話になっている大学病院に電話をして、
太郎の頭痛の症状と検査をしてほしい旨を伝えました。
病院に到着
病院に着くころにはたまにチクッと痛むだけであんまり痛くないと言っていました。
病院で受付を済ませ、脳神経外科へ。
いつもの主治医の先生ではなく、若めの先生でした。
太郎の頭が痛いというのをきき、双子という事もあるので、
調べたほうがいいとおっしゃってくれました。
MRIを撮りましょうと言われ、
わたしは前回の花のことがあったので、
眠らせて撮ったほうがいいと思うんですがと言いました。
そうすると、
眠らせて撮るとなると予約になります。
今日調べたいなら今日は眠らせては撮れないと。
先生が
どう？頑張れる？
と言うと
太郎は
そんなの余裕だよ！！
と言いました。
不安な私をよそに、
花のように眠らせずに撮ることになりました。
看護師さんが気を利かせてくれて、小児科からMRIを説明してくれる
病院独自で手づくりされたMRIの絵本を持ってきて、太郎に読んでくれました。
内容は
・MRIは磁石のお部屋だから
金属のものを身に着けていないか確認しないと危ないよ
・工事現場のような音がするから、どんな工事の車がいるか教えてね
・狭いお部屋に入っていくよと実際の写真が掲載
とてもよく作られている写真付きの絵本でした。
太郎は絵本を読んだ後も余裕だよ！と言っていました。
いざMRI検査へ
今回私の不安を感じ取ってくれたのか、
MRIの部屋へ一緒に入っていいと撮影担当の先生に言ってもらい、
太郎がMRIの機械に入ってその足元の方で、
わたしは太郎の足を押さえているという役目をしました。
太郎は元々あまり落ち着きがなく常に手を動かしてしまったり、
じっとしていられないタイプなので、
ちゃんとした写真が撮れるのか、私は気が気ではありませんでした。
太郎はマッサージが大好きで、マッサージしているときは比較的大人しいので、
足を押さえているときに軽く足のマッサージをしていいですか？？
と担当の先生にきくと、
いや、マッサージはやめてください。
と、きっぱり言われました(;^ω^)
太郎は耳栓＆ヘッドホンをし、私もヘッドホンを装着しました。
MRIの撮影が始まりました。
初めのほうはあまり音は思っていたよりうるさくなく、
少しするとリズミカルな音が聞こえてきて、
太郎がそれにノリ出したので、
ジェスチャーで大人しく～と伝えると
分かっているという顔して
また大人しくなりました。
そのあとの５分はなんなく無事に耐え、
担当の先生が一瞬扉を開けて、
ココから音がうるさくなるよ！
と言ってきて
それの通り、トランペット系のブザー音がたくさんなったかと思うと
ピコピコという大音量がたくさん流れ、そのまま終了。
太郎は最後のうるさい２～３分は寝ているのか？！と思うくらい
静かに大人しくじっとしていました。
終わりましたよー
と言われ、太郎寝ちゃいました！と先生に言うと
太郎の目がパチっと起きて、
俺寝てないよ！！と。
え？！寝てないの？！
すんごい静かだったじゃん！太郎すごい！
よくできたね(*´▽｀*)と褒め称えました。
太郎の普段落ち着きがないのが信じられないくらい上手にMRIが撮れました。
先生たちみんなにも１年生なのにすごいねとたくさん褒められて
ドヤ顔の太郎。
とても嬉しそうなMRI検査となったのでした。
MRIの結果
先生に呼ばれ画像を見ると、
とても綺麗に血管が写っていて、問題ないねと言われました。
よかった～と安堵しました。
が、先生は
今はきれいだけど、必ずしも発症しないという事はないからね。
と釘を打ってきました。
なんで不安にさせること言うんだよと少し思いましたが。
とりあえず結果は問題なかったので安心しました。
それにしても太郎の頭痛の原因はなんだったんだろう。
太郎が頭痛を訴えることは今までにほとんどなかったので、
今回の頭痛は心配になりましたが、
とりあえずは何もなくてホッとしました。
ひとつの不安が拭われたので、
集中して花の治療に臨めそうです。
