7年目ママの双子育児とモヤモヤ病

双子育児×モヤモヤ病×ADHD 7歳からの記録ブログ

男女の双子育児 7歳から色々と変わり始めた生活 もやもや病と診断を受けた娘・ADHDと診断を受けた息子 日々の記録を発信していきます。

もやもや病手術後40日目~体育・外遊びOK~

小児もやもや病手術後

もやもや病手術後40日目


小児もやもや病手術から40日目が経ちました。

今回の記事では退院してから、

2週間ぶりの病院へ検診に行った内容について書いていきます。

もやもや病手術後40日目の様子「2週間ぶりの病院検診」

頭の腫れは引いてきた

もやもや病手術後から40日。ようやく頭の腫れが引いてきました。

もちろんまだ、少し腫れていて、触るとプニプニしていますが、

1週間前のポコっとした感じはなく、

髪に隠れるとほとんど分からない状態になっています。

先生的にはもう少し引いていて欲しかったそうですが、

とりあえず今回は注射で水を抜くことはせずに、

様子をみることになりました。

 

軽い体育・休み時間の外遊びの許可が下りた

もやもや病手術後は、外傷が怖いために体育の授業、

休み時間の外遊びを禁止されていた花でしたが、

今回の検診では、その禁止が解かれ、許可が下りました。

まだマット運動や、激しい運動は難しいですが、

軽い運動は大丈夫になりました。

「なわとびはどうですか?」ときくと

「なわとびもいいですよ」と言ってもらいました!

私的にはなわとびはキツイ運動なんですが(;^ω^)

ちなみに花はジャンプをすると、

頭の水が溜まっているところがプルプル揺れるのがわかるそうです。

それでも年内いっぱいは体育禁止とされていたのが、

12月の前半でOKになるとは、

子供の回復の早さには何度も驚いてしまいます。

ちなみに学校に提出してくださいと言われていた、先生の意見書をいただき、

家に帰ってから見てみると、「水泳・マラソン注意」と書かれていました。

花は遊びのプールが好きなので、(スイミングスクールは嫌い)

今度の検診で、遊びのプールはやってもいいのか聞いてみたいと思います。

学校に歩いていき始めた(わたしも一緒)

退院後2週間は学校の送り迎えをわたしが車でしていましたが、

花と私の「車送り迎えの約束期間」もとうとう終了して、

歩いて学校に行く日がきました。

わたしはできたら近所のお友達たちと一緒に歩いていってほしいと思っていましたが、

花は「ママ学校まで一緒に来て」と。

「半分まで行くよ」と言い一緒に途中まで歩きましたが、

近所の子たちと同じ時間に出たはずなのに、

どんどん歩きのペースに差がでてしまい(花の作戦?わざと遅くしてる?)

半分に来た時には、はるか遠くに近所のお友達という状況で、

結局学校まで送り届けました

ちょっと間はまだまだこんな感じで、

一緒に学校まで歩いていくことになりそうですね(;´∀`)

「ママ一緒についてこないで、離れて歩いて」

なんて言われる日は来るんでしょうかね?

まぁそれはそれでツラいですが。

なにはともあれ回復しているので良かったです。

おすすめカウントアプリ(無料)

今後のもやもや病に関する記事の時は、手術後から何日経ったかを

必ず記事冒頭で紹介したいと思います。

その際に、カウントアップができるアプリを使って、日にちを調べていきます。

今回おすすめのアプリはカウントアップ・カウントダウンができるんです。

記念日°
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無料
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即座に今日が手術日から何日が経ったかを表示してくれます。
自分が生まれた日を入力すると、
自分が生まれてから何日経ったかも見れたり
色んな使い方をすることができます。
カウントダウンもできて、通知機能もあるので、
奥さんの誕生日や結婚記念日を忘れてしまう旦那さんにもオススメですね(笑)
ちなみにうちのパパはホワイトデーは忘れがちですが、
誕生日と結婚記念日は今のところ忘れたことがありません!パチパチ(笑)
アプリは無料なので、
大事な忘れてはいけない日を入力してみてくださいね。

 

 

 

 

 

子供の言い間違いあるある言いたい~面白い太郎の言い間違い編~

子供の言い間違いあるある

子供の言い間違いあるある言いたい


うちの双子の兄太郎は、結構言い間違いをしてきます。

しかも私の個人的な感想ですが、結構クオリティが高い言い間違いをしてきます(笑)

今回の記事では、太郎の言い間違いを2つに絞って、

育児漫画風で紹介していきます。

子供のいい間違いあるある?2選~育児漫画風に~

子供の言い間違いエピソード1「もとやまくん編」

子供の言い間違いあるある

もとやまくん編1

子供の言い間違いあるある

もとやまくん編2

子供の言い間違いあるある

もとやまくん編3

子供の言い間違いあるある

もとやまくん編4

一時期わたしがインスタントのトムヤムクンにハマっていた時期がありました。

子供というのは親が食べるものを欲しがるもので・・・

トムヤムクンの味を4歳で覚えた双子達。

太郎は特に辛いものが小さいときから好きで、

この味を忘れられなかったようです。

そんな彼が必死に伝えてきたのが、

トムヤムクンではなく「もとやま君」だったのです(笑)

意味がわかった時にわたしが大爆笑したのは言うまでもありません。

太郎がおじいちゃんになるまで、一生のネタにさせてもらいます!!

4歳の太郎よ、笑いをありがとう!!

子供の言い間違いエピソード2「ひざの言い方編」

子供の言い間違いあるある

ひざの言い方編1

子供の言い間違いあるある

ひざの言い方編2

結構最近のお話です(笑)

7歳でコレ言いました!!

太郎はテレビがついているとすごく集中してみてしまうタイプです。

某テレビCMを見ていた太郎は、

ひざの名称を「グルコサミン」と思い込んでいたようです。

ひざをしっかり指して「俺のグルコサミンが」と言った時には

私は爆笑しすぎて涙がちょちょぎれましたよ(笑)!!

子供って本当におもしろいです。

こどもの面白い話って、こうやって記事に残して、

子供達が大人になるまで、語り継いでいきたいですよね。

怒ってばかりのわたしですが、

双子達にはいつも笑わせてもらっているのも事実です。

もやもや病退院後花ができるようになったこと

小児もやもや病退院後

もやもや病退院後の成長


もやもや病の入院生活を経て、花ができるようになったことや、

退院後花なりに頑張っているのだなぁ(少し笑ってしまったヤツ)

と感じたことを今回の記事で書いていこうと思います。

小児もやもや病で長い入院生活を経て成長した花

夜寝られるようになった

うちの双子達は、7歳になっても甘ったれで、

夜寝るときは私の腕枕がないと寝れない子たちでした。

夜は20:00になると2階の寝室に行き、

絵本をそれぞれ選んで読み、

そのあとは「ママ抱っこ~」といって腕枕をして寝るというスタイルでした。

幼稚園年長の時くらいから、ちょくちょく、

「もうふたりだけで寝れば~」(←夜ゲームしたいワタシ〈笑〉)

という事は何度も何度もあったのですが、

「ヤダ!!」(←ほとんど花)「ママと寝る!!」

(太郎は結構ひとりで寝れそうな予感あった。)

といって絶対に受け入れずに、今までやってきました。

しかし、そんな花は意外にも長期の入院生活を、

(最初は泣いてしまう事もありましたが)

案外すんなりと慣れて、1か月近く、病院でひとりで寝る夜をすごしていたわけです。

(病院の先生にも入院して1週間は夜泣き続けると思ったら、案外馴染んでてそれが一番驚いたと言われた。)

太郎も私とは離れ、おばあちゃんの家での生活。

ふたりともそれぞれが成長したのか、

夜は二人だけで寝れるようになりました~パチパチ!!

成長や成長~!!

長かった入院生活が大きく成長するきっかけになったのを感じました。

学校が嫌、彼女なりのストレス発散方法に苦笑

花が学校に行きたくない理由は、勉強が嫌だからというのも、

間違いではないと思います。

でも、最近花の話してくる内容から、

あまり好きではない苦手なお友達がひとりいるようでした。

この前は、花がやっていたストレス発散の方法が少し衝撃的、

だけど、内容に笑ってしまったので、記録しておきたいと思います。

うちでは、チャレンジタッチという進研ゼミのタブレットを使った学習を家でやっているのですが、

その中におしゃべりえほんメーカーという

自分でお話をつくるというアプリのようなものがあります。

絵本に自分の声を吹き込んで、

オリジナルの絵本をつくることができる機能があります。

絵本の中で、女の子がお菓子の家に行くシーンがあるのですが

その時に録音していた内容が非常に衝撃的でした!!

「○○ちゃん(嫌いな子の名前)はお菓子が大好きな女の子です~

○○ちゃんは砂糖を摂りすぎて死にました~」

えっ!!てめちゃめちゃツっこみたかったですが、

冷静に考えて、これが彼女なりのストレスの発散方法だとしたら・・・

そっと見守ることにしました(;´∀`)

 

太郎の話しだと、花はその子に何か嫌なことを仕返ししたりすることはなく、

なるべくかかわらないようにしている感じなのだそうです。

そりゃ誰だって苦手な子や嫌いな子はいますよね。

花は花なりに学校頑張ってるんですよね。

その録音されたお話から、

花の学校への頑張りを感じました。

しかし内容が「砂糖摂りすぎで死ぬ」っていう。

まぁ間違いではないんですが(笑)

死ぬというフレーズは衝撃でしたが、砂糖摂りすぎフレーズには笑ってしまいました。

こうやって人は成長していくという事を

たくさん感じた最近の私です。

 

 

もやもや病手術退院から1週間後~頭の腫れはなかなか引かない~

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もやもや病手後退院から1週間


小児のもやもや病手術を受けた花、

退院してからはや1週間が経ちました。

今回の記事では、退院後1週間の花の様子について書いていきます。

小児もやもや病手術、退院後1週間の様子

頭の腫れが引かない

頭の髄液は自然に吸収されるという話だったのですが、

花の頭はまだポコっと出っ張っています。

むしろ、少し膨らんでる?ような気もします。

軽く押すとプニプニでなんともいえないスクイーズのような触り心地。

病院では、寝るとき膨らんでる方を上にし
てねと言われていましたが、

最近の花は、頭の腫れにも慣れてしまい、

上にするなどは全く関係なく、色んな方向を向いて寝ています。

元々、寝相が悪い子なので、寝ながら動き回っています。

頭の腫れは本当に自然に引くものなんでしょうか?

あまりにも腫れがそのまま、むしろ日によっては腫れが目立つ??ので、

次の診察時に注射で水を抜くことになるような気がしてなりません。

頭の傷口はかさぶたに

もやもや病の手術は、頭の毛をすべて剃らないので、

花は見た目では、頭が腫れている以外は、手術したなんてことはほぼわかりません。

頭の毛も、剃られているのは、傷口に沿って1センチもない幅で剃られているので、

髪の毛で隠れて何も見えません。

退院後1週間の傷口は結構なゴツめのかさぶたになっています。

かさぶたがとれて髪の毛が生えてしまえば、

本当にわからないくらい綺麗になるのではと期待しています。

学校には車で送っている

退院後、次の日歩きで一緒に行って大変な事になって以来、

とりあえずまだ学校の行き帰りは、車で送り迎えをしています。

花も「学校行きたくない、めんどくさい」と言いながらも

車で送り迎えをしているので、

今のところは時間通りに行って学校生活を頑張ってます。

来週からは歩いていく約束になっていますが、どうなるのかこちらがドキドキです(笑)

今後のもやもや病ブログについて

花のもやもや病という病気は治ることのない、

一生付き合っていかなければいけない病気です。

ただ、今回はひとまず大きな手術を経て、一旦落ち着いたと言っていいと思います。

私は花がモヤモヤ病であると知った時に、

小児のもやもや病患者のブログを検索しました。

ブログがあるにはありましたが、実際どれも手術までの記事が多く、

その後どうなったのかという事について書かれている記事は

ほとんどありませんでした。

その病気の当事者が知りたいことは、

手術をして、その後どうなったのか、どう回復していったのかという事だと思います。

なので、わたしは今後も花のもやもや病手術後の様子について、

投稿頻度は今までに比べると少なくなるかもしれませんが、

予後については”はてなブログ”があり続ける限り、投稿していくつもりです。

私のサイトが誰か困っている人の役に立つことを願って。

もちろん双子育児についても、

発信したい内容があれば投稿していきますので、

今後ともよろしくお願いします(*^^*)

11月25日は「いい双子の日」~男女双子あるある10選~

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11月25日は「いい双子の日」


11月25日は「いいふたごの日」なんだそうです。

7年間双子のママをやってきましたけど、全く知りませんでしたよ。

ちなみに12月13日と、2月5日も「双子の日」だそうです。

2月5日がふたごってのはわかるけど、

12月13は何~~?と思って調べてみると、

「双子・三つ子は前産を兄・妹とする」という布告(明治時代)

が出された日なんだそうです。

今回の記事では、いい双子の日にちなんで、

7年目男女双子ママが語る、

男女双子のあるある!!言いたいと思います(笑)

7年目ママの「男女双子のあるある言いたい」

 男女双子のあるある10選

①女子が口達者なので、男子が先に手が出て、結局男子が怒られがち

太郎はいつもうまく言い返せなくなり、手が出てしまう。

②女子男子で興味が違うのでおもちゃが増えがち

ポケモンは男女共通と思いきや、女子はフェアリー系・男子伝説系で結局モノ増える。

③女子男子で興味が違うのでDVDで揉めがち

じゃんけんしてDVD順番こにみるが、今度はDVDの長さで揉める。

④男女の違い意識しがち

産まれたときから、ピンクは花・水色は太郎みたいなところがあり、

太郎はピンクは「女のものだ」といって、ピンクを敬遠。

幼稚園年長頃から、花は水色が好きになり、太郎はそれとともに緑か黒に移行。

⑤どちらか一方を褒めると、もう一方はすねがち

一人を褒めると、どうせわたしは・・・とふてくされる、もしくは機嫌が悪くなって、

褒められたほうに嫌がらせをしにいく。

⑥どちらかが得意なものを、もう一方の片割れはそれを苦手だと思いがち

太郎→算数得意→花、算数太郎よりは遅いけど普通に解けるレベルなのにわたしは算数がニガテと思い込んでいる。

花→絵が得意→太郎、花とは違った絵のタッチでいい絵を描くのに自分は絵が苦手だと思い込んでいる。

⑦私VS双子になった時の双子の結束力の強さがすごくなりがち

結束したときの双子はこちらが泣きたくなるくらい、

私を敵のように扱ってくる。

⑧仲良しの時の双子は気持ち悪いくらい仲良くなりがち

太郎→猫なで声で「○○やってあげるよ~

花→嘘くさい演技で「太郎ってほんとにすごいね~」

ふたりが同時に何かに手を出したとき「いいよいいいよ、先にいいんだよ」

譲り合いがすごい。

(これはお互いの機嫌がいいときにだけみられる譲り合いのシーン)

⑨相手の失敗を本気で喜びがち

太郎→バカなことをして痛い目に合う→泣く

それを見た花→「大丈夫~~??」といいつつも、顔はほくそ笑んでいる。

⑩そんなに好きじゃないものも、相手のものがよくみえがち

マックのハッピーセットのおもちゃで、絶対欲しがってなかったやつも、

相手が持っているのをみると、なんかいいものに見えてきて、ついつい取り替えて、あとで後悔するパターンのやつ。

 

ちなみにこの記事を書くときに、

パパに「男女の双子あるあるなんかない~?」ときくと、

「わからん、なんもねぇ」と答えました。

⑪パパ双子あるあるへの質問になんもねぇと言いがち~

 

 

男女の双子でよくきかれること

「一卵性ですか?二卵性ですか?」

男女には「二卵性」しかありえないんです~

一卵性は必ず、性別は同じなんです。

なので、男女の双子に一卵性はありえんのです。

そんな事実双子を生む前は私もまったく知らなかったのに、

この質問をされすぎた結果、

「男女は二卵性しかありえんわ」と変な双子側サイドの人間みたいな

私が出てきてしまうようになってしまいました。

双子に興味を持ってくれる人に、

優しい解説をしていかなくてはいけないなと、改めて感じながら

記事を書く7年目双子ママなのでした。

 

 

もやもや病手術退院後、久しぶりの学校は2時間コース

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退院後久しぶりの学校は2時間コース

小児もやもや病手術後、無事に退院できた花。


退院翌日から学校に行っていい
と主治医には言われていたので、

次の日から学校に行く予定でした。

しかしこの学校に行くという事がとても大変だったんです。

今回の記事では朝、花が学校のクラスに入るまで2時間かかった話について

書いていこうと思います。

1か月ぶりの学校に嫌がる花

初日学校に歩いていかせたかった理由

頭の腫れは、動いたほうが早く引くと聞いた私は、

花に歩いて学校に行ってもらいたいと思っていました。

転んだりボールが傷口に当たってはいけないので、

体育の授業禁止、休み時間の外遊び禁止

そうなると、花が体を動かせるのは行き帰りの歩きだけだと、

私なりにちゃんと考えて、初日は心配だったので私も一緒に歩いて学校に行くということを決めたのでした。

しかし今思えば、ずっと入院生活だった花が次の日からいきなりランドセルを背負って歩いていくのは大変な事なのに、私は、漠然とした焦りから、

花にとっては大変な事を選択してしまったわけです。

雨の中、学校まで2時間かかって行った私と花

うちから学校までは、子供の足で約20分くらいです。

それなりの距離があります。

朝は登校班ではありませんが近所のお友達とグループになって一緒に歩いていきます。

お友達は同じ歳の子だけではなく、1~6年生までバラバラです。

この日も、みんなが行く時間に合わせて、朝家を出た私と花と太郎。

ここ最近はあまり雨が降っていなかったのですが、

この日に限って、冷たい雨でした。

花はランドセルを背負って、傘をもって私と花は歩いていきました。

6年生もいますし、毎日学校に行っている皆は歩くのが早く、

私と花はついていくので精いっぱい

5分くらい歩いた時から、花の足取りが段々と重くなり、

私の手を後ろに引くようになってきました。

わたしが花の顔を見ると、

「ママはやい!!!」と怒った花の顔。

「でも行かないと、みんなと離れちゃうよ」と言ったのをスイッチに、

花の足はぴたり止まりました。

皆には、「わたしたちのペースで行くから先に行ってて~」と言い、

太郎もそっちのグループ側について、学校へ行ってしまいました。

「ゆっくりでいいから歩こう」といい、

また少し歩き始めました。

そこから5分くらい歩いたところで、花の足取りがまた重くなり、

つないでいる私の手を後ろに引き始めました。

「足が痛い」と花。

でも10分くらい歩いたので、ちょうど真ん中くらいのところまで来てしまい、

家に戻るよりは、学校に行きたいという状況でした。

お天気なら、少し座ろうかとも言えましたが、雨が降っているのでそうはいきません。

「もう少しで学校だから行っちゃおうよ」というと、

「全然もう少しなんかじゃない、遠い!!」と花が怒り始めました。

その怒って少し暴れた拍子に、傘がひっかかり花がバランスを崩し

塀に寄りかかってしまい、花のズボンが少し濡れてしまいました。

「ズボン濡れちゃった、こんなので行きたくない」と、とうとう泣き出しました。

「でも今から、帰るのはもっと大変だし、せっかくここまで来たから、行こうよ。

ズボンもそんなに濡れてないからすぐ乾くよ!」という言葉に花は

「こんなズボンじゃ嫌っていってるでしょ!!」と、

雨の降る地面に、傘とランドセルを投げ捨てました。

これには私も、カッして「なんでそんなことするの!!こんなことしてどうするの?!」と大きな声をあげてしまいました。

その拍子に花は大声をあげて大泣きました。

わたしもイライラしてしまい、「ランドセル拾って」と言いそれを聞いた花が

キーキー声をあげて叫びました。

雨の中で、もうどうしようもなくなってしまったので、

「とりあえず帰ろう」と言って、家の方向に歩き出しました。

花は、ランドセルも傘もとる気配はなく、「ママがとってきて」と言いました。

わたしはイライラしながら、ランドセルと傘を拾い、家の方向に向かって歩き始めました。

少し歩いたところで、「ママ早い」とまた文句を言う花。

わたしもイライラのまま「ランドセルも傘もママがもってるんだから、ちょっとくらい早く歩いてよ。ママも怒ってるんだからね」というと

花がまた泣き始めました。

そして花が「足が痺れた」というのです。

わたしはビックリして、まさか泣きすぎて、また麻痺がでたのか?!とびっくりしましたが、今までの時よりは足に力が入っている感じもあり、

手のしびれはなさそうでした。

「手は痺れてない?足のしびれは今までのと同じ感じのやつ?」ときくと

「手は痺れてない、足は痺れてる感じするけど、今までのかはよくわからない」と。

わたしは、あんなに大変な手術をしたのにまた痺れがでたのかと内心ドキドキしながら、なんとか家に帰りました。

家に帰り少し落ち着いた花は「さっきの痺れは寒くてなった痺れかもしれない」といってきました。

痺れの感覚は本人にしかわからないので、

わたしもそこの判断はどうすることもできず・・・

とりあえず、次の12月の受診日までにまた痺れを訴えるようなら、

病院に相談してみようと思いました。

花の性格上、ここで学校をお休みにしてしまうと、

明日以降も繰り返しそうな気がしたので、

花としっかり話し合いました。

(学校が行きたくない理由は、前日から言っており、「勉強がいやだ」とのことでした。

でも花は今のところ、〈まだ1年生だからとは思うけど〉勉強そんなに苦手って思う必要はないくらい、普通に問題を解いたり、理解ができているのです。単純に学校の授業が面倒なのか、もしくはお友達に苦手な子がいるのか、本当のところは私にもよくわかりません。)

「とりあえず着替えて、ママが車で送ったら学校いけそう??」ときくと

渋々「うん」と言いました。

「10日間はママが送って」というので、

「じゃあ自分で、その日までカレンダーに印をつけて」と言って、花がカレンダーに丸印を書きました。

車に乗り込んで、学校に行きました。

今度は、学校の門から少し歩いたところで花の足がぴたりと止まりました。

「学校行きたくない」

そこはまだ外なので雨が当たり風も冷たかったので、

「とりあえず寒いから昇降口まで行かせて。そこで考えよう」といって、

花もそれには納得したようで、昇降口まで行きました。

そして昇降口についたら、運動靴を脱ぎ、上履きを履くところで、

花が下駄箱の前に座り込みました。

そこからが長かったです。30分くらい座り込んで動きませんでした(*´Д`)

わたしはずっと、

「今日は学校終わったらおばあちゃんのおうちでお寿司パーティーだよー」

(この日はパパの実家が花の退院祝いの会を開いてくれる予定でした)

「水曜日だから学校終わるの早いよーあっという間に終わるよー」

とプラスになることをずっと声掛けしていましたが、

花はなかなか心を開かず・・・長かったです。

ずっと座っていて、寒くなったのか、

花が「トイレに行ってきていい?」と言って、トイレに行きました。

そこから出てきたら気が変わったのか、

「今から行く。」と言い出し、教室に向かいました。

重い足取りで教室に行くと、クラスには誰もいなくて、

どうやら図書の授業だったらしく、1年2組のみんなの姿はありませんでした。

ランドセルを置き、図書室に向かいました。

図書室に行くと先生が「よくきたね~」と出迎えてくれて、

先生に挨拶と少し伝えたいことを話して、

ようやくここでバイバイができました。

7:40に家を出て、9:40に学校を後にしました。

2時間長かった~~~~

今回は、雨の日であるという事、

初日から歩いていくというわたしの選択ミスが原因ではありましたが、

退院してからのこの次の日の出来事に、心が砕けそうになりました(笑)

帰りのお迎えに「楽しかった」の笑顔

学校にお迎えに行くと、車に乗り込んできた花は、笑顔でした。

「学校どうだったの?」ときくと

「ん?楽しかった」と言いました。

わたしもふ~と一安心。

その日の夜はまた「学校行きたくない」と言って、寝ましたが、

次の日の朝は、車で送ると普通に降りて学校に行きました。

大人でもそうですが、1か月も間が空いてしまうと、

なかなかまたそこに戻るという事はとっても勇気がいることなんですね。

とりあえず雨の日は絶対車で行こうと心に決めた1日になりました。

 

 

 

祝!もやもや病手術からの退院~26日間の入院生活の終わり~

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祝!退院


小児もやもや病手術のために入院した花。

長かった26日間の入院生活がとうとう終わりました。

今回の記事では退院の様子、26日間ぶりの双子の再会の様子について

書いていきます。

ひさしぶりの再会にハイテンション太郎

頭の腫れが心配だったがなんとか退院できた!

退院予定日の2日前から、また頭の腫れ、髄液の溜まりが増えていて、

一度は引いていた頭の腫れが、またポコっとした形になっていたので、

もしや退院できないのでは?!

それかまた水を抜くことになるのかな?!

そんな心配をしていました。

そして退院前日の夜、熱が37.0あり、

もしかしたらこのまま熱が上がって、

明日退院できませんなんてことになるのでは・・・

というドキドキの前日を過ごし、

退院当日の朝もホントに退院できるのかな??という疑問の気持ちを持ったまま

病院に向かいました。

当日の朝は、退院会計が10時からという関係で、

10時に病院に来るように言われていたので、その時間に向かいました。

病室につくと花はまだパジャマのままでベットの上でゲームをやっていました。

前日の日に退院用の服を渡していたので、それに着替えていると思いこんでいた私は、

パジャマ姿のままの花を見て、思わず

「もしかして退院できないの?!」と聞いてしまいました。

「え??退院できるよ」という花。

「じゃあなんで着替えてないの?」ときくと、

「ママが来てから着替えようと思って」

早く帰りたいと言っていた割には、

そこは着替えてないんかいというツッコミはありましたが

どうやら退院できるようなので、荷物をまとめたり退院の準備をし始めました。

看護師さんや先生が来てくれて、

頭の腫れのことを聞いてみましたが、

「とりあえず今日の朝は36.8と平熱なので、

予定通り退院していいし、明日から学校も行ってもらって大丈夫です」

ということで無事に退院できました。

病院の方達にはかなりお世話になったので、

お礼をしてお別れをしました。

花は最後までクールでしたが、

エレベーターが閉まるまでは、看護師さんたちみんなに手を振り続けていました。

今日は連日の暖かさとは違いグッと気温が冷え込んだ日になりました。

花は久しぶりに外の世界へ出て、

「さむーい、さっきまでは半袖だったのに」と言いました。

病室はエアコンもついていないのですが半袖でいいくらいの暖かさなんです。

ようやく26日間の長かった入院生活が終わったのです。

退院後、早速ご褒美のプリンパフェを食べた花

帰りにはお昼近くなっていたので、

「ご飯食べて帰ろうか、なにが食べたい?」ときくと、

「前にいったあのパフェのお店でパフェを食べる」というので

「いいけどご飯食べてからだよ?」というと

「そんなのわかってる」という事で、

前回も病院の帰りにいったことのあるお店にお昼を食べに行くことにしました。

花は行く途中で、あのお店には嫌な思い出があると急に言い出し、

「どうしたの?何が嫌だったの?」ときくと、

「うんち漏らしたやつ」と言ってきて、

確かに前回の時に眠くなるお薬をお尻から入れて、お店の出口付近で漏らしてしまい大変だったことがありました。

その時の記事はコチラ↓

futagokikirara.hatenablog.com

わたしは思い出して爆笑しました(笑)

それをみた花も笑い出しふたりでヒーヒー笑いながら、

お店にいきました。

花はお子様カレーを頼みました。

病院では大好きなカレーを食べられなかったので、

カレーを見た瞬間に「カレーがいい!!」と叫びました。

そして、その横にあったサイドメニューのポテトも見て、

「これも食べる」というので、

「カレーはセットでスープもついてくるのにそんなに食べれるの?」ときくと、

「食べれる!!」というので、とりあえず注文しました。

花はカレーもポテトもスープも全部ペロリと食べてしまい、

「私のごはんも食べる」と言って、ごはんもさらにあげました。

わたしはビックリ。

だって、花は入院中は本当にごはん全然食べなかったのですから。

花曰く、病院のごはんが本気で嫌だったのだそうです。

わたしは病院のご飯、何度か花のを味見しましたが、

そんなにまずくはありませんでしたが・・・

花には嫌だったんですね。

ちなみに花の入院中の食事代は実費なのですが、食事代だけで3万かかっていました。

ごはんかなり残していたので3万勿体ないと思ってしまいました(;^ω^)

そして食後に大好きなプリンののったパフェを注文しました。

(前回もこのプリンののったパフェだったんです)

プリンパフェはさすがにお腹いっぱいだったみたいで、

途中から「気持ち悪い・・・」と言い出し

半分くらいは残しました。

でも大好きなプリンだけはしっかりと食べていました。

今日のお昼はかなり食べたと思います。

わたしはたくさん食べた花をみて安心しました。

ハイテンション過ぎる太郎、久しぶりの太郎は花にとっても優しかった

太郎をパパの実家にお迎えに行きました。

花は、パパの実家に住んでいる1つ年下のいとこちゃんとずっと入院中も

手紙やラインでやりとりをしていたので、

太郎よりもいとこちゃんと会って遊ぶことを楽しみにしていました(笑)

この日も「遊んでから帰る」と言い張って17:00までパパの実家で遊んでから帰りました。

この日の太郎はめちゃめちゃハイテンションで、

花が退院してくるのをかなり楽しみにしていたようです。

ただその理由が少しズレていたのが、

「退院したらみんなで大乱闘やる約束覚えてるよね?!

と、みんなでゲームをやることが一番の楽しみだったようです。

(退院したらみんなでニンテンドースイッチ大乱闘スマッシュブラザーズをやりたいと、ずっと太郎にお願いされていました。太郎は、会わない間にかなりスマブラがうまくなったと自信がついたようで、それを私たちに見てほしかったようです)

17:00にいとこちゃん達とバイバイして家に帰ってからは

太郎のゲーム熱のテンションに負けて、夜ご飯の前に30分の時間を使って

3人でスマブラをしました。

2人ともとっても楽しそうでした。

夜ご飯も入院前では、

花は「太郎の隣は絶対ヤダ」と、いつもわたしが真ん中に入らないと、喧嘩になってしまっていたのですが、

今日は「絶対に太郎の隣がいい」と言って、

私のご飯は端にズラされて、ふたりは仲良くくっついて食べていました。

太郎は花に終始優しく、ご飯中も「花なに飲みたい?」と飲み物をいれてきてあげたり、

遊びも花のやりたいことに付き合ってあげたり、

とにかく優しいお兄ちゃんでした。

入院生活中のパパの実家での暮らしで、

きっと太郎にたくさんの愛情を注いでくれた

お母さんやお姉ちゃんたちのおかげで

太郎は満たされた生活を送っていたんだなぁと思いました。

寝室に行ってからもふたりはハイテンションで、

鬼滅の刃の型を自分流にアレンジした見せ合う大会が始まり

ベットの上で「鉄の呼吸!!」とか「ダイヤの呼吸!!」とか

アレンジされた型を披露しまくっていました。

花はそんなに動いて大丈夫なの?!ってくらい暴れて最終的に

「気持ち悪い・・・」といって横になりました(;´∀`)

そこから急に明日の不安がきてしまったのか、

「明日学校に行きたくない」が始まってしまいました。

グズグズ言いましたが、

そのまま寝てしまいました。

久しぶりの学校、不安な気持ちもあると思います。

明日の学校が花にとって楽しいものになりますように☆