ADHDと診断を受けた息子 頑張っている姿を見て母感動
ADHDと診断を受けた現在小学2年生の男子”太郎”は、最近朝学校に行くときに色々な問題を抱えておりました。
今回の記事では、朝の問題と最終的に1人で学校に行くと決めひとりで歩いていく姿に感動して涙が出そうになった話(←涙は出そうになったが実際には出てない)について書いていきたいと思います。
ADHD息子の頑張っている姿に母感動
最近の朝の問題とは
うちの地域では登校班というものはなく、自分たちでそれぞれ学校に行くというスタイルです。しかしうちの家は学校からそれなりに遠く、1年生のころは心配だったので、近所の子たちにお願いして一緒に行ってもらっていました。
1年生のころは6年生のしっかりしたお兄ちゃんお姉ちゃんがいて、とてもよく気遣ってくれたので、太郎も問題なく歩いて行けていました。
2年生になり、6年生のお兄ちゃん姉ちゃんたちはいなくなってしまい、今の構成は1年生ひとり・2年生太郎をふくめ4人(一人は花・他女子二人で全員女子)3年生2人・4年生1人という構成で歩いて行っています。
1年生で新しく入ってきた男の子は3年生の男の子の弟君で、太郎は最初1年生の子と仲良さそうにしていました。(お兄ちゃんもうちに遊びに来たことアリ)
4月ごろは仲良くしている感じだったのですが、5月に入って、太郎が無視されるような感じになり、男子独りぼっち(男子はその兄弟と太郎の3人だけ)で後ろから歩いていくという姿が見受けられるようになりました。
理由としては私の見解なので何が本当かはわかりませんがこんなことだと思います↓
- 1年生の弟と太郎が仲良くしていたのがお兄ちゃん的には面白くなかった
- 太郎が一方的にゲームの話をしているのがつまらない
- 花も太郎に対してあたりがキツイ
- 太郎はスネやすく余計にそれを悪化させた
- 上のお兄ちゃんは遅い太郎を迎えに戻ってきてくれたこともあったらしいが、太郎が拗ねているのをみて「もう放っていこう」と言った
- 太郎は「もう放っていこう」という言葉に傷ついた
太郎は朝行くのが嫌だというようになりました。
「朝一人で行く」と言い出した太郎
学校に行くのが嫌だと言い出した太郎でしたが、最近は放課後デイケアサービスに通い始めてから周りの人にも、私自身にも褒められることが多くなって太郎は自信をしっかり持っていました。
そのかいもあってか、太郎は「朝あの人たちと行くの嫌だから、一人で行く」と言いました。
私は一人で行くのが少し心配でしたが(歩いているときになぜか車によって行くようなタイプ)本人がやる気になっているので応援することにしました。
1日目はみんなが出ていく時間の5分前に出ていきました。
ちゃんと歩いて行ったようで、その日帰ってきたときは「朝早いの結構よかった!」といって帰ってきました。
早く行ったけど結構早く来ている人がいて、本人も驚いたようです。
「次の日はもっと早く行く!」と言って、10分前に出ていきました。
あまり早く行くと、学校の門が開いてないので「そんなに早く行かなくてもいいんじゃない?」と言いましたが、パパに「本人がやる気になってるんだからやらせればいいんだよ」と言われそれもそうだよなと思い「いってらっしゃーい」と見送りました。
ちゃんと頑張っている太郎の姿に玄関先で涙が出そうになりました。
10分早く行った日もクラスでは2番目だったようで、「次は1番になりたいから準備ができたらすぐに行く!」と意気込んでいます。
頼もしい太郎に安心の母なのでした。