7年目ママの双子育児とモヤモヤ病

双子育児×モヤモヤ病×ADHD 7歳からの記録ブログ

男女の双子育児 7歳から色々と変わり始めた生活 もやもや病と診断を受けた娘・ADHDと診断を受けた息子 日々の記録を発信していきます。

もやもや病手術後11・12日目~ショック!!頭の腫れが引いていない~

f:id:futagokikirara:20201111234830p:plain

術後11・12日目


小児のもやもや病手術後11・12日目の様子について

書いていきます。

結論から言うと、

前回の記事で書いた、

「退院は早ければ今週末」というのが

難しくなりそうです。

あれだけ大泣きして頑張った

頭の水(髄液)を抜く注射をしたのにもかかわらず、

次の日には腫れていたそのことについて

詳しく書いていきたいと思います。

大泣きで頑張った前回の記事はコチラ↓

futagokikirara.hatenablog.com

もやもや病手術後 頭の腫れが引いてない、ショックだった出来事

先生の一言に不安

前日に大泣きはしましたが、

頭の水をがんばって30cc近く抜いた花。

今日は頭の形が前のようにきれいに戻っているかなぁ

期待の気持ちで病院の面会に向かいました。

ちょうど病室に向かう廊下で

先生とすれ違い挨拶をしました。

(先生とは主治医の先生ではなく、

病棟で担当をしてくれている脳外の先生です。

花は今病棟では、

主治医の先生以外に2人の脳外の先生に

管理してもらっています。

入院中は主にその2人の先生が交代で診てくれています。)

すれ違った先生は

昨日髄液を抜いてくれた先生ではなくもう一人の先生。

「こんにちは!」とあいさつした私。

「おっ!きのう大変だったらしいじゃん!」と先生。

「そうなんですよ!

4人がかりで押さえつけられて、

大泣きして大変だったんです」

「まぁ僕だったら抜かなかったけどね~」

「え??」

となりましたが、

先生はさっさと去っていき

それに対する質問をする余地がない感じで

いなくなってしまいました。

心の中に「抜かなくても良かったのか?」疑問は残りましたが、

まぁ頭の形が早くきれいになって早く退院できたほうがいいし!

気にせず病室へ向かいました。

花の頭は水を抜く前と同じくらい腫れていた

病室について花を見た途端

「え!!頭腫れてる!」とわたしはビックリ。

綺麗な形になっているだろうと思っていたのに、

髄液を抜く前と同じくらい頭が腫れていたのです。

わたしはショックを受けたのと同時に

先ほどの先生の言葉を思い出していました。

あんなに泣いて頑張って水を抜いたのに、

結局腫れているならやらないほうがよかったじゃん

悶々としてしまいました。

看護師さんがあいさつに来てくれたので

「頭また腫れていますよね?」ときくと

「そうですね、昨日抜いたところに

あらたに水がながれてきたんだと思います」と。

「頭が腫れてるってことはまだ退院は先なんですか?」ときくと

「そうですね、頭が腫れているうちは退院は難しいと思います」と。

いつもなら質問しまくりで、

先ほどの先生に言われたこととかも質問したかったのですが、

この日はショックが大きかったので、

ここまで質問して終わりになってしまいました。

12日目それぞれの先生の考え方

12日目も花の頭は同じくらい腫れていました。

今日はいつも花のことを気にかけてくれる

話しやすい看護師さんが担当だったので、

昨日の不安や思いを聞いてもらいました。

看護師さんが私の不安に対する回答してくれたのは

こんな内容です。

「先生はみんな出身が違うので、

やり方や考え方は違うものなんですよ。

髄液を抜いた先生は、

髄液に悪さをする菌がいないかを

調べるために髄液を抜いて

検査に出したみたいです。

髄液が溜まってて怖いことは、

髄液の中の菌で感染症を引き起こすことで、

実際にきのう花ちゃん夜に熱が37.2℃と少し上がったので

少し怖かったんです。

でも今日は平熱で心配はなさそうでした。

熱が出るのが今一番怖いことですかね。

子供だから自然に髄液が吸収されるのを

待ちたいという先生と、

感染症のリスクをなくしたいという先生、

それぞれどちらも花ちゃんのことを真剣に

慎重に考えてくれているので安心してください」

というような話をしてくれました。

髄液の中の菌を調べてくれているとかは

全く知らなかったので、

そういう理由があったのか!!

非常に安心できました。

看護師さんの話をきいて心がスッとしました。

頭の腫れが引くまでは退院は難しい

看護師さんに話を聞いてもらって心がスッとした

その日の19:00頃、

髄液を抜いたほうの先生が来て話をすることができました。

「悪い菌がいないかを検査にだしたってきいたんですけど

どうでしたか?」ときくと

「検査の結果は大丈夫でした」

「頭の水はまた抜くんですか?」の質問には

「水を抜く前ほどは腫れていないので、

今のところは抜かずに様子を見ます」

「退院は今週末は難しいんですよね?」ときくと

「頭が腫れているうちは、、、

傷が開くってことはそうそうないとは思いますが、

水が溜まっている状態だと、

傷が開きやすいのも事実なので、

完全に大丈夫となってから

退院したほうがいいと思います」とのことでした。

たしかに、完全に大丈夫の状態で

帰ったほうがいいに決まっています。

でも、今週末には帰ってこれるのかなという期待があったので、

やっぱりショックでした。

最近はエレベーターまでお見送りをしてくれる花

花は最近は病院生活にも慣れて

さみしいとかの理由では

本当に泣かなくなりました。

「学校に行かなくていいから

こっちのほうがラクかも~」

というときもあります。

ここ数日は帰るときに

病室を出て、

エレベーターのところまできて

お見送りをしてくれるまでになりました。

バイバイとエレベーターのドアが閉じる瞬間まで

手を振っている花をみるとこっちが泣きそうになります。

子供はしっかり適応するのですね。

退院したらそれはそれで大変な日常が

待っているのは想像できますが、

手をずっと振っている花をみると

やっぱりはやく退院して

一緒に暮らしたいという気持ちになります。