7年目ママの双子育児とモヤモヤ病

双子育児×モヤモヤ病×ADHD 7歳からの記録ブログ

男女の双子育児 7歳から色々と変わり始めた生活 もやもや病と診断を受けた娘・ADHDと診断を受けた息子 日々の記録を発信していきます。

もやもや病手術後10日目~ホッチキスは半分に!頭の水を抜くのに大号泣~

f:id:futagokikirara:20201109221717p:plain

術後10日目


小児のもやもや病手術後10日目の様子を

書いていきます。

頭の腫れが残っていた花は

頭の水を注射で抜くことになりました。

フリーダムになったのにまだまだ試練は続くんですね・・・

フリーダム花ちゃんの記事はコチラ↓

futagokikirara.hatenablog.com

もやもや病手術後の抜鈎(ばっこう)半分は泣かずにできたけど、頭の水を抜くのに泣き叫んだ花

術後10日目面会にいくと寝ていた花

平日の面会は15:00から。

わたしはいつも15:00ピッタリに病室に入ります。

いつもは入ると大体YouTubeをみてるか、

スイッチのゲームをやっている花がいるのですが、

この日は珍しく花が寝ていました。

私が来たことに気づいた看護師さんが

すぐにやってきて

「花ちゃん今日の朝、

頭の水を抜くってなったんですが、

ママが来るまでは絶対やらないって泣いたんですよ~

今は朝の疲れか寝ています」と。

何?!これから頭の水を抜くだと?!

嫌な予感しかしない・・・

「でも花ちゃん頭のホッチキスは

半分とったんですが、

それは泣かずにできたんですよ~

とる前にナースステーションで絶対泣くだろうな~って

先生たちと話してたんですが、

花ちゃん泣かずにできてみんな褒めてましたよ。

花ちゃん頑張ってえらかったんです。」と言われました。

確かにホッチキスの数を数えてみると

33本→19本になっていました。

頭の水を抜く、4人に抑えられて大号泣の中頑張った

術後に頭に水が溜まるのはどうしても

しょうがないことのようです。

浸透圧の関係で起こるんだとか・・・

頭に水が溜まっていると、

頭痛が起きたりするのだそうです。

「自然に抜けるのを待ちましょう」

術後8日目に言われましたが、

10日目になり、

「水を抜いたほうが良い」という判断になったようです。

花は頭痛は訴えていませんが、

「水を抜いたほうが、

頭の傷のくっつきがよくなり、

早く良くなるので、

水を抜きましょう」との事でした。

起きてグズグズ言っている花のところに

先生がやってきました。

それをみた花はすでに不満顔で

「やだ、やらない」

先生は「お母さん来たらやるって言ってたよね?」

と言いますが、

花は「ヤダ、やらない」の一点張り。

看護師さんがぞろぞろやってきて、

病室が看護師さんで埋め尽くされていました。

頑なに嫌がる花をみた看護師さんが

「お母さんには悪いんですが

いったん外に出てもらってそれでやります」

と言ったのを聞いた花が、

裸足のまま病室を飛び出して

廊下にでて逃げました。

が、廊下にも看護師さんがいたので、

すぐにつかまり引き戻されました。

もうやる!!という空気感になり、

花は看護師さんにつかまり

バスタオルで手や足を動かせないように

巻かれて、4人の看護師さんに押さえつけられて、

泣き叫んでいました。

「ママ~~~~~~」

「ママ抱っこして~~~」

看護師さんに「お母さんこっちに来てください!」

と花のそばを案内され、

花の顔の左側横に行き、

先生は右の頭の腫れの水を抜くべく、

右側にスタンバイ。

狭い病室に私を含めて

8人が花の周りにいました。

最初看護師さんの話しでは、

注射で抜く前に、局所麻酔をしてからという

話しを聞いたのですが、

みていると普通にいきなり

注射を右上おでこにプスッとさして

水を抜いていました。

茶色っぽい透明の水が、

1本・・・2本・・・

計2本分の注射に水が抜かれました。

花は抜かれている最中もギャン泣き。

血管きれるんじゃないの?!くらい

狂ったように泣き叫びました。

5分以内の出来事だったとは思いますが、

抜いている最中は非常に時間が経つのが遅く感じました。

水を抜いた後の花の頭をみると、

ペッタンコになっているのですが、

頭の一部がまっ平になっているので、

笑ってはいけませんが、

なんだかおかしな頭の形をしていました。

そのあとはガーゼを貼られてしまったので、

見えませんでしたが、

明日には綺麗な頭の形になっていることを願います。

看護師さんの話しだと、

30CC近く水が抜けたと言っていました。

あれだけ泣いたけど左手は痺れていない、手術の大きな意味を感じた

今回の花も採血の時と同様、

気が狂うほど泣き叫びましたが、

今までと違うのは、

左半身の痺れ、脱力がないということです。

今までの花なら、あれだけ泣いたら確実に

10分は脱力があったと思います。

それが、あれだけ泣いた後もまったく左に痺れの様子はなく、

手術が成功していることを感じました。

花は大泣きしてかわいそうでしたが、

手術の大きな意味を感じ取ることができた瞬間でした。

あれだけ大きな手術でつらかったですが、

やってよかったと感じることができました。

ちなみに水はまた溜まるようなら抜くらしいです(;´∀`)

溜まらないことを願います。。。

このまま早ければ今週末には退院できるかもしれません