もやもや病手術後1日目~回復の早さを実感するも、頭の傷と顔の腫れが痛々しい~
もやもや病手術後1日目の様子を書いていきます。
思いのほか、回復の早さを実感することができた1日目。
しかし痛々しい姿と、グズグズはすさまじく、
術後の辛さをこの日も痛感しました。
もやもや病手術後の熱がつらい、ホントによく頑張っている花
管が外されて、一般のお部屋に移動できた
この日から、面会の時間のみ会う事ができるということで、
面会できる時間に合わせて、花に会いに行きました。
この日もパパはお休みだったので2人で一緒にいくことができました。
病棟に到着し、エレベーターを降りた瞬間、
花の泣き声が聞こえてきました。
部屋のほうへ近づいた瞬間、
「あ!!ママきたよー!」と看護師さんたちが、
花に伝えてくれました。
部屋には入れないので、遠目から花をみましたが、
やはり顔はパンパンに腫れていて、痛々しい姿でした。
でも、「もう頭の管が抜けたんですよ」といわれ、
よくみてみると、確かに頭の管はありませんでした。
その後、車いすに乗せられた花が、
泣きながらこちらへやってきました。
「ママ抱っこして~」と言っているので、
「抱っこしていいですか?」ときくと
「もちろんいいですよ」と言ってくださり、
花を抱っこしました。
花は抱っこしてからもずっとグズグズ泣いていました。
「プリンが食べたい」と言ってきましたが、
看護師さんにきいてみると、
「食事できるのは夜からです」と言われました。
飲み物は飲んでもいいというので(炭酸はダメ)
花に「何が飲みたい?」ときいたら
「リンゴジュース」というので、
パパにリンゴジュースを買ってきてもらいました。
抱っこして術後の頭をまじまじと見たのですが、
ホッチキスのような針が数えると30本はついていました。
右目はパンパンすぎて、目が見えてない状態でした。
花はパッチリ二重の目が大きい子なので、
完全に違う顔。
わかってはいましたけど、
心がズキズキ痛かったです。
30分くらいグズグズの花を抱っこしていましたが、
花が「横になりたい」と言ったので、
看護師さんに声をかけると、
「ではこのまま一般のお部屋に移動しましょう」と言ってくださり、
術後1日目にして重症部屋を抜け出すことができました。
わたしは、1日目は会えないで帰るのではないかと思っていたので、
予想以上の回復が嬉しかったです。
術後1日目、花と一緒に過ごすことができた、先生や看護師さんたちの優しさ
一般のお部屋は3人部屋ですが、花一人しかおらず、
わたしとパパ2人もお部屋に入っていいと言ってくださり、
面会時間である13:00~20:00まで
一緒に過ごすことが許されました。
花の腕には花の好きな鬼滅の刃がプリントされた、
シールが貼られていて、
担当の看護師さんが花の為にわざわざプリントして
作ってくれたようでした。
貼ってくれたり、工夫してくれて、
花のことをよく考えてくているのが伝わってきて、
とてもあたたかい気持ちになりました。
また、夜になるまで食事禁止と言われましたが、
15:00頃「もう好きなもの食べてもいいですよ」と言われて、
パパが急いでプリンを買いに行きました(^-^)
ちなみに、パパも花の為に何か喜ぶことをしてやりたいと、
花が好きな鬼滅のキャラクターを
プラバンでつくって持って行ったんですよ♪
3秒に1回のペースで注文してくる花、痛み止めを打たなかった頑固ちゃん
花はつらそうで、終始グズグズ何かを言っていました。
暑いから布団どけて、寒いからここまで布団かけて、
そこじゃない、ここまで、
暑いから腕まくりして、ジュース飲ませて、
ここ拭いて、背中トントンして、
と3秒に1回くらいのペースで
してほしいことを細かく要求。
指示はとても的確で、
逆にすごいなぁと感心してしまいました。
術後に熱が出るのはしょうがないようで、
体がかなり熱かったです。
頭をあまりにも痛がるので、
看護師さんに痛み止め入れてるんですよね?ときくと、
「花ちゃん痛み止めする?ってきいてもしなかったんです」という返事が。
「え?!痛み止めしてないの?!」とわたしはビックリ。
花はどうやら痛み止めをしたのは、昨日の夜だけで、
今日の午前中から、この15:00過ぎにかけて、
痛み止めなしで過ごしていたというのです。
花にきくと、痛み止めは注射でやると思っていたらしく、
拒否していたそうです。
点滴で入れるから痛くないんだよと伝えると、
やるといって、痛み止めを点滴のお薬で入れてもらいました。
30分もすると落ち着いてきたのか、花が寝始めました。
ごはんは”ちょこちょこ食べ”
18:00のごはん。
花は早くご飯が食べたいと言っていました。
右も左も点滴の針が刺さっていて
包帯でグルグル巻きになっているので、
食事はこちらで食べさせてあげます。
一口目に「あーん」させたら、
口を開くのが痛いようで、
あまり口が開けず「痛い食べれない」というので、
箸でギリギリつまめるくらいの量あげました。
コーンとかブロッコリーのような、よく噛まないといけないものは、
食べるのがまだ難しいようで、
小さくした魚、ジャガイモ、人参、おかゆ、デザートの桜桃を
本当に小さくしてちょこちょこ食べをしました。
何度も口に運びましたが、全体で見るとほとんど減っておらず、
食べれてはいませんでした。
でも、食べるという気持ちはしっかりあったので安心しました。
トイレも一苦労
面会に行った時間までは、
おしっこも管を付けられていたようですが、
私たちが来たのと同時で、管をとってもらっていました。
一般の病室では、オムツはしていましたが、
花は「ちゃんとトイレに行ってやりたい」ということで、
抱っこして車いすに乗せて、
トイレに連れて行ってやりました。
点滴が左右の腕についているので、
トイレをさせるのも一苦労。
車いすに乗せたり降ろしたりも、花は頭が痛いようで
「痛い痛い」と叫び、
車いすに座ったときはだらーんとしていました。
面会時間は20:00まで、バイバイできるも、その後電話がかかってきた
病院にいる間は
「ママ帰らないで」
「ママも泊まって」
「花も今日帰りたい」
とずっと言っていましたが、
花はちゃんとそれができないことは
心の中でわかっているようでした。
20:00になるころには、花はかなり眠そうでした。
でも「寝てるからっていきなり帰るのはナシ、
ちゃんと起こしてから帰って」と言ってきました。
花はなんとか眠気に耐えて、20:00にバイバイしました。
かなり眠たかったのか、意外にすんなりバイバイすることができました。
しかし、帰って22:00頃花の携帯電話から着信がありました。
「ママ眠れない、熱が出て暑くて眠れない」と。
私たちが帰る直前に測った熱は38.6℃でした。
熱を冷ます点滴を入れていて
その体温なのでかなりキツかったと思います。
電話越しですが、
花の隣には看護師さんがいる様子がわかりました。
ママに電話したいという花のために、
お部屋から電話をかけさせてくれたようでした。
5分くらい話して、少し落ち着いたのかバイバイしました。
朝6:00に2度目の電話。
「ママ寝れない、早くきて~」と泣いていました。
途中、隣の看護師さんにかわってもらうと、
「2時間おきに起きた感じで、
本人的には寝れない辛いと感じいてるみたいです」と。
「30分くらいなら早く来てくれても構わないので」と言ってくださり、
2日目の面会は30分早く行かせてもらう事になりました。
看護師さんがしっかり花に付き添ってくれていることに
感謝でした。
花!ちゃんと会いに行くから待っててね!!