7年目ママの双子育児とモヤモヤ病

双子育児×モヤモヤ病×ADHD 7歳からの記録ブログ

男女の双子育児 7歳から色々と変わり始めた生活 もやもや病と診断を受けた娘・ADHDと診断を受けた息子 日々の記録を発信していきます。

もやもや病手術後1日目~回復の早さを実感するも、頭の傷と顔の腫れが痛々しい~

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術後1日目


もやもや病手術後1日目の様子を書いていきます。

思いのほか、回復の早さを実感することができた1日目。

しかし痛々しい姿と、グズグズはすさまじく、

術後の辛さをこの日も痛感しました。

もやもや病手術後の熱がつらい、ホントによく頑張っている花

管が外されて、一般のお部屋に移動できた

この日から、面会の時間のみ会う事ができるということで、

面会できる時間に合わせて、花に会いに行きました。

この日もパパはお休みだったので2人で一緒にいくことができました。

病棟に到着し、エレベーターを降りた瞬間、

花の泣き声が聞こえてきました。

部屋のほうへ近づいた瞬間、

「あ!!ママきたよー!」と看護師さんたちが、

花に伝えてくれました。

部屋には入れないので、遠目から花をみましたが、

やはり顔はパンパンに腫れていて、痛々しい姿でした。

でも、「もう頭の管が抜けたんですよ」といわれ、

よくみてみると、確かに頭の管はありませんでした。

その後、車いすに乗せられた花が、

泣きながらこちらへやってきました。

「ママ抱っこして~」と言っているので、

「抱っこしていいですか?」ときくと

「もちろんいいですよ」と言ってくださり、

花を抱っこしました。

花は抱っこしてからもずっとグズグズ泣いていました。

「プリンが食べたい」と言ってきましたが、

看護師さんにきいてみると、

「食事できるのは夜からです」と言われました。

飲み物は飲んでもいいというので(炭酸はダメ)

花に「何が飲みたい?」ときいたら

「リンゴジュース」というので、

パパにリンゴジュースを買ってきてもらいました。

抱っこして術後の頭をまじまじと見たのですが、

ホッチキスのような針が数えると30本はついていました。

右目はパンパンすぎて、目が見えてない状態でした。

花はパッチリ二重の目が大きい子なので、

完全に違う顔。

わかってはいましたけど、

心がズキズキ痛かったです。

30分くらいグズグズの花を抱っこしていましたが、

花が「横になりたい」と言ったので、

看護師さんに声をかけると、

「ではこのまま一般のお部屋に移動しましょう」と言ってくださり、

術後1日目にして重症部屋を抜け出すことができました。

わたしは、1日目は会えないで帰るのではないかと思っていたので、

予想以上の回復が嬉しかったです。

術後1日目、花と一緒に過ごすことができた、先生や看護師さんたちの優しさ

一般のお部屋は3人部屋ですが、花一人しかおらず、

わたしとパパ2人もお部屋に入っていいと言ってくださり、

面会時間である13:00~20:00まで

一緒に過ごすことが許されました。

花の腕には花の好きな鬼滅の刃がプリントされた、

シールが貼られていて、

担当の看護師さんが花の為にわざわざプリントして

作ってくれたようでした。

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看護師さんの優しさ

お部屋にも鬼滅の刃の好きなキャラクターをプリントした紙を

貼ってくれたり、工夫してくれて、

花のことをよく考えてくているのが伝わってきて、

とてもあたたかい気持ちになりました。

また、夜になるまで食事禁止と言われましたが、

15:00頃「もう好きなもの食べてもいいですよ」と言われて、

パパが急いでプリンを買いに行きました(^-^)

ちなみに、パパも花の為に何か喜ぶことをしてやりたいと、

花が好きな鬼滅のキャラクターを

プラバンでつくって持って行ったんですよ♪

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パパの頑張った作品

3秒に1回のペースで注文してくる花、痛み止めを打たなかった頑固ちゃん

花はつらそうで、終始グズグズ何かを言っていました。

暑いから布団どけて、寒いからここまで布団かけて、

そこじゃない、ここまで、

暑いから腕まくりして、ジュース飲ませて、

ここ拭いて、背中トントンして、

と3秒に1回くらいのペースで

してほしいことを細かく要求。

指示はとても的確で、

逆にすごいなぁと感心してしまいました。

術後に熱が出るのはしょうがないようで、

体がかなり熱かったです。

頭をあまりにも痛がるので、

看護師さんに痛み止め入れてるんですよね?ときくと、

「花ちゃん痛み止めする?ってきいてもしなかったんです」という返事が。

「え?!痛み止めしてないの?!」とわたしはビックリ。

花はどうやら痛み止めをしたのは、昨日の夜だけで、

今日の午前中から、この15:00過ぎにかけて、

痛み止めなしで過ごしていたというのです。

花にきくと、痛み止めは注射でやると思っていたらしく、

拒否していたそうです。

点滴で入れるから痛くないんだよと伝えると、

やるといって、痛み止めを点滴のお薬で入れてもらいました。

30分もすると落ち着いてきたのか、花が寝始めました。

ごはんは”ちょこちょこ食べ”

18:00のごはん。

花は早くご飯が食べたいと言っていました。

右も左も点滴の針が刺さっていて

包帯でグルグル巻きになっているので、

食事はこちらで食べさせてあげます。

一口目に「あーん」させたら、

口を開くのが痛いようで、

あまり口が開けず「痛い食べれない」というので、

箸でギリギリつまめるくらいの量あげました。

コーンとかブロッコリーのような、よく噛まないといけないものは、

食べるのがまだ難しいようで、

小さくした魚、ジャガイモ、人参、おかゆ、デザートの桜桃

本当に小さくしてちょこちょこ食べをしました。

何度も口に運びましたが、全体で見るとほとんど減っておらず、

食べれてはいませんでした。

でも、食べるという気持ちはしっかりあったので安心しました。

トイレも一苦労

面会に行った時間までは、

おしっこも管を付けられていたようですが、

私たちが来たのと同時で、管をとってもらっていました。

一般の病室では、オムツはしていましたが、

花は「ちゃんとトイレに行ってやりたい」ということで、

抱っこして車いすに乗せて、

トイレに連れて行ってやりました。

点滴が左右の腕についているので、

トイレをさせるのも一苦労。

車いすに乗せたり降ろしたりも、花は頭が痛いようで

「痛い痛い」と叫び、

車いすに座ったときはだらーんとしていました。

面会時間は20:00まで、バイバイできるも、その後電話がかかってきた

病院にいる間は

「ママ帰らないで」

「ママも泊まって」

「花も今日帰りたい」

とずっと言っていましたが、

花はちゃんとそれができないことは

心の中でわかっているようでした。

20:00になるころには、花はかなり眠そうでした。

でも「寝てるからっていきなり帰るのはナシ、

ちゃんと起こしてから帰って」と言ってきました。

花はなんとか眠気に耐えて、20:00にバイバイしました。

かなり眠たかったのか、意外にすんなりバイバイすることができました。

しかし、帰って22:00頃花の携帯電話から着信がありました。

「ママ眠れない、熱が出て暑くて眠れない」と。

私たちが帰る直前に測った熱は38.6℃でした。

熱を冷ます点滴を入れていて

その体温なのでかなりキツかったと思います。

電話越しですが、

花の隣には看護師さんがいる様子がわかりました。

ママに電話したいという花のために、

お部屋から電話をかけさせてくれたようでした。

5分くらい話して、少し落ち着いたのかバイバイしました。

朝6:00に2度目の電話。

「ママ寝れない、早くきて~」と泣いていました。

途中、隣の看護師さんにかわってもらうと、

「2時間おきに起きた感じで、

本人的には寝れない辛いと感じいてるみたいです」と。

「30分くらいなら早く来てくれても構わないので」と言ってくださり、

2日目の面会は30分早く行かせてもらう事になりました。

看護師さんがしっかり花に付き添ってくれていることに

感謝でした。

花!ちゃんと会いに行くから待っててね!!